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タレント刺傷、鑑定留置の男起訴へ…殺人未遂罪

 タレントで大学生の冨田真由さん(20)が東京都小金井市のライブ会場前で刺された事件で、東京地検立川支部は、精神鑑定のために鑑定留置されていた岩埼友宏容疑者(27)を、殺人未遂罪などで起訴する方針を固めた。

 岩埼容疑者は5月21日、小金井市のライブ会場前で、折りたたみ式ナイフを使って冨田さんを刺したとして現行犯逮捕された。6月から鑑定留置されていたが、同支部は刑事責任が問えると判断した。

 一方、関係者によると、冨田さんは一時は意識不明の重体だったが、その後、容体は回復しているという。

2016年08月25日 06時00分  Copyright © The Yomiuri Shimbun

 

女性アイドル、刺され重体 警察に複数回相談 東京

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事件現場周辺地図

 21日午後5時5分ごろ、東京都小金井市本町6丁目の雑居ビルで、近くにいた人から「男が刃物で女性の首を刺した」と110番通報があった。警視庁によると、女性は刃物で刺されて意識不明の重体。小金井署は現場にいた住居、職業ともに不詳の自称岩埼友宏容疑者(27)を傷害容疑で現行犯逮捕し、発表した。

 署などによると、刺されたのは東京都武蔵野市在住で都内の私立大学3年生冨田真由さん(20)。首など20カ所以上に刺し傷があり、仰向けで倒れていた。岩埼容疑者は「刺したことに間違いない」と容疑を認めているという。現場には折りたたみナイフが落ちていた。

 冨田さんはアイドル活動もしており、この日は現場の雑居ビル地下1階のイベントスペースで、午後7時から開かれるライブイベントに出演予定だったという。

 警視庁の説明では、冨田さんは5月9日、自宅近くの武蔵野署を訪れて岩埼容疑者の名前をあげ、「ファンの男から、ブログに執拗(しつよう)な書き込みをされている」と相談。その後も、電話などで署に複数回連絡をしていたという。事件2日前の19日には、当日の21日のイベントに参加するとの報告があり、武蔵野署が小金井署に「110番通報があれば防犯指導をするように」と伝えていた。ただ、発生前に通報はなかったため、事前の対応はしていないという。

 冨田さんのファンという30代男性によると、冨田さんは3~4カ月前、ライブ後のファンとの交流会で「電話番号を教えてくださいなどと、しつこく付きまとう男に困っている」などと打ち明けたという。男性は「付きまといを恐れ、頻繁に実家に帰ったり、ツイッターでの発言を控えたりしていたようだ」と話した。

 群馬県内に住む岩埼容疑者の父親は、朝日新聞の取材に「最近は会っていなかったので、どうしてこういうことになったのかわからない。今はただ、被害者が回復するのを願うばかりです」と話した。

2016年5月21日23時35分 朝日新聞デジタル