北海道美瑛町の観光名所「青い池」が23日に上陸した台風9号で被災し、当面立ち入れなくなった。北海道開発局によると、池の水をせき止めている護岸や遊歩道が壊れているため復旧工事が必要で、応急措置を施して、秋の行楽シーズンには一部を公開したいという。

 同開発局が24日、報道陣に現場を公開した。美瑛川の濁流が流れ込んだ池は茶色く濁り、通常は深いところで約2メートルある水位が1メートルほど下がって、池の底が一部露出していた。

 池の水が美瑛川に流れ込む場所にある護岸が崩れ、川に面した遊歩道も足元ののり面がえぐられてひび割れができていた。水位が下がったのは、川の水の流入口が土砂などでふさがったうえ、護岸の損傷部分から池の水が流れ出たためとみられるという。

 損傷が見つかったのは23日朝。その後立ち入り禁止になっているが、「青い池」は外国人観光客にも人気で、観光客とみられる車がひっきりなしに止まり、担当者が事情説明に追われていた。(渕沢貴子)

2016年8月24日19時13分 朝日新聞デジタル