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ルノーも排ガス不正か、株主の仏政府は公表せず

 【ロンドン=五十棲忠史】英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は23日、仏自動車大手ルノーが、一部のディーゼル車の排ガス量を少なく見せかけるため、違法ソフトを使って不正を行っていた可能性があると報じた。

 ルノー株の20%を保有する筆頭株主の仏政府は、こうした事実を把握しながら、公表していなかったという。

 FTによると、ルノーのスポーツ用多目的車(SUV)「キャプチャー」の浄化装置が、試験の時だけ正常に稼働し、通常の走行時よりも少ない排ガスしか出ない設定になっていた可能性がある。

 仏政府は、独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)による排ガス不正問題が2015年秋に発覚後、国内外のメーカーを対象に調査を行った。仏政府は先月、「複数のモデルで欧州連合(EU)による規制の9~11倍の窒素酸化物が検出された」と公表したが、ルノーが不正を行った可能性については言及していなかった。

2016年08月23日 21時22分 Copyright © The Yomiuri Shimbun