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ロシア、パラリンピック出場できず CASが訴え却下

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 ロシアの国ぐるみのドーピング問題で、スポーツ仲裁裁判所(CAS)は23日、リオデジャネイロパラリンピックへの出場を禁止されたロシア選手団の処分取り消しを求めたロシア・パラリンピック委員会(RPC)の訴えを退けた、と発表した。9月7日に開幕するリオ大会へのロシア選手団の出場の道は閉ざされた。

 CASは、反ドーピングの義務を果たしていないとして、RPCの資格停止処分を下した国際パラリンピック委員会(IPC)の決定を「ルールから逸脱しているとは言えない。RPCは、IPCの決定の根拠を覆すだけの事実を示せなかった」と支持した。

 ロシアのドーピング問題を巡っては、世界反ドーピング機関(WADA)が、ロシア選手の禁止薬物の陽性反応が組織的に隠蔽(いんぺい)されていたとする調査結果を公表。パラリンピック選手の35検体も含まれていた。

 ログイン前の続き国際オリンピック委員会(IOC)は資格停止処分を下さず、リオ五輪出場の可否は各国際競技連盟に判断を委ねたが、IPCは全面排除を決めた。IPCは、陸上など主要競技を管轄する国際競技連盟の役割を持ち、フィリップ・クレーブン会長も「パラリンピックには、ドーピングは許されない」という強い姿勢を示していた。

 IPCは、リオ大会でロシアにあてがわれていた267の出場枠を各国・地域に再配分するとしている。タス通信は23日、ロシアのムトコ・スポーツ相が「CASの決定は政治的で、法に基づくものではない」と強く批判したことを伝えた。(後藤太輔、モスクワ=駒木明義

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 〈ロシアのドーピング問題〉 2014年12月、ドイツ公共放送がロシア陸上界の組織ぐるみのドーピング疑惑を報道。これを受けて世界反ドーピング機関(WADA)の調査チームが国ぐるみのドーピングを明らかにした。国際陸連はロシアをリオ五輪から締め出した。一方、国際オリンピック委員会(IOC)は各国際競技連盟の判断に委ね、結果的に270選手以上の出場を認めた。12年ロンドン・パラリンピックでは、ロシアは金メダル数1位の中国に次ぐ36個の「金」を含む計102個のメダルを獲得した。

2016年8月23日21時23分 朝日新聞デジタル

 

 

ロシア、リオ・パラリンピック不参加決まる 処分取り消しの訴え却下

 

 【リオデジャネイロ=共同】スポーツ仲裁裁判所(CAS)は23日、ロシアの国ぐるみのドーピング問題で、9月のリオデジャネイロパラリンピックから同国選手団を全面除外した国際パラリンピック委員会(IPC)の処分取り消しを求めたロシア・パラリンピック委員会(RPC)の提訴を却下すると発表した。

 2012年ロンドン大会の金メダル数は中国に次ぐ2位の36個を獲得した強豪国が、障害者スポーツ最大の祭典に不参加となる。ロシアはリオ大会の18競技で267選手の出場枠を得ていた。

 世界反ドーピング機関(WADA)の調査チームが7月に12~15年に陽性反応を示したロシアのパラリンピック選手の35検体が不正操作の対象になったと報告した。IPCは7日にRPCを資格停止とし、ロシアをリオ大会から締め出すと発表していた。

 IPCとともにWADAから除外検討を勧告された国際オリンピック委員会(IOC)は「個人の権利」を重視し、条件付きでロシア選手団のリオ五輪参加を認めている。

2016/8/23 19:55 日経新聞