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スポーツ動画「黒船」に恐々 英社が配信開始

経済 情報・ネット 国際

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スマホタブレット、パソコンで130以上のスポーツ観戦を楽しめる

 英パフォームグループは23日、日本でスポーツ動画の配信サービス「DAZN(ダ・ゾーン)」を始めたと発表した。月額1750円(税別)を支払えば、サッカーや野球など年間6000試合以上が見放題になる。パフォームの参入で日本のスポーツ中継の状況は変わる可能性がある。

 ダ・ゾーンはスマートフォンタブレットなどで130を超えるスポーツコンテンツを生中継で見たり、後で見返したりできる。10日にドイツ、オーストリア、スイスで始まり、日本は4カ国目となった。「スポーツ配信の未来」。東京都内で記者会見したパフォーム日本法人のジェームズ・ラシュトン最高経営責任者は力強く語った。

 コンテンツはサッカーの独ブンデスリーガや伊セリエA、米大リーグ、日本のラグビートップリーグなど。さらにパフォームはJリーグと2017年から10年間の放映権契約を締結。Jリーグの全試合も生中継で楽しめるようになる。

 サービス開始に先駆けて、7月には都内に日本の視聴者向けの編集拠点を開設。映像に日本語の実況や解説を付け、試合や選手の分析データも提供する。世界各国で拠点を増やし、コンテンツの拡充を進める考えだ。

 パフォームの参入に警戒感は広がる。ソフトバンクは23日、プロ野球や大相撲の生中継が見放題になるスマートフォン向け有料サービス「スポナビライブ」のデータ通信料の無料キャンペーンを始めると発表した。ソフトバンクの契約者を対象に26日から11月末まで、スポナビライブの視聴分は月々のデータ通信量にカウントしない。

 パフォームは17年以降のJリーグの放映権について、スカパーJSATなどにサブライセンスするかどうか明らかにしていない。パフォーム日本法人の中村俊マネージングディレクターは「(ライバルとは)共存共栄」と強調したものの、パフォームの日本参入はすでに幅広い企業の戦略に影響を与えている。

2016/8/23 19:24 日経新聞