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日本、復活証明の「銅」 華麗なリフト連発

スポーツ リオ五輪

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チームフリールティンでの日本の演技=写真 柏原敬

 演技終盤、勇ましく鳴り響く和太鼓の音に合わせて生き生きと舞う日本の8人に、スタンドから手拍子が送られた。日本神話の「天照大神」の世界を演じたチームFR。日本の演技が地元ブラジル人たちのハートをがっちりとつかんだ。

 水中で組んだ土台からジャンパーが舞うシンクロの華「リフト」を、畳みかけるように繰り出した。逆立ちのまま舞って空中で2回転半ひねるアクロバティックなリフトがこの演目の最大の見せ場だ。ジャンパーの中村が「日本のオリジナルだと思う」と誇る離れ技を見事に成功させると、スタンドが大いに沸いた。

 演技冒頭の後ろ宙返りは滞空時間の長さも、空中姿勢の美しさも申し分なし。土台の上で逆立ちのまま数秒間、ためをつくって静止した場面でも観客を魅了した。

 「日本はリフトが不得意というレッテルを貼られてきたので、イメージを変えたかった」と井村雅代ヘッドコーチ。昨年からリフトの強化へ、体操元日本代表監督の立花泰則氏の指導を受け始めた。「ひねる時に肩甲骨を引くだけで回転数が上がるとか、知らなかったコツを教わって回るようになった」と中村。土台の中心を担う吉田と陸上でもリフト動作を繰り返し練習し、精度を上げてきた。

 この新たな挑戦がはまり、FRを得意とするライバルのウクライナよりも高得点をたたき出した。「みんなに注目してもらえるジャンパーをまっとうできて、本当にうれしかった」と中村。井村コーチの強烈な個性に隠れがちだった選手たちが、大舞台での経験を重ねていくうちに、個としての輝きを放ち始めた。(田村城)

2016/8/20 14:36 日経新聞

 

 

シンクロ日本、チームで銅 3大会ぶりメダル

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チームフリールーティンの日本の演技=写真 柏原敬

 【リオデジャネイロ=田村城】リオデジャネイロ五輪のシンクロナイズドスイミングで19日、8人が演技するチームの日本(乾、三井、箱山、丸茂、中村、中牧、小俣、吉田)は銅メダルを獲得した。日本のこの種目のメダルは2004年アテネ五輪以来3大会ぶり。

 日本は前日のテクニカルルーティン(TR)で93.7723点を挙げてロシア、中国に続く3位につけた。この日のフリールーティン(FR)決勝では日本は95.4333点を挙げて合計点で189.2056とし、3位を守った。

2016/8/20 1:05 日経新聞

 

シンクロのチーム、日本は銅 アテネ以来のメダル

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銅メダルを獲得した日本チーム=19日、マリア・レンク水泳センター、竹花徹朗撮影

 リオデジャネイロ五輪は第15日の19日、シンクロナイズド・スイミングはチームのフリールーティンがあり、日本は銅メダルを獲得した。チームでは、2004年アテネ五輪の銀以来3大会ぶりのメダル。

2016年8月20日01時09分 朝日新聞デジタル

 

 

シンクロ、チームでも「銅」…3大会ぶり

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銅メダルを獲得した日本チーム(19日、ブラジル・リオデジャネイロで)=金沢修撮影

 リオデジャネイロ五輪は第15日の19日(日本時間20日)、シンクロナイズドスイミングのチームのフリールーティン(FR)が行われ、日本は、95・4333点を獲得し、テクニカルルーティン(TR)との合計189・2056点で銅メダルを獲得した。

 日本のチームのメダル獲得は、2004年アテネ大会の銀以来、3大会ぶり。

 日本のメンバーは、デュエットで銅メダルを獲得したいぬい友紀子(井村シンクロク)、三井梨紗子(東京シンクロク)と、吉田胡桃くるみ、中村麻衣、丸茂圭衣けい、中牧佳南かなみ(以上、井村シンクロク)、箱山愛香(長野シンクロク)、小俣夏乃おまたかの(アクラブ調布)の8人。

2016年08月20日 01時09分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

 

 

 

「毎日が地獄だった…」辞退者出るほど練習 シンクロ銅

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チームで銅メダル獲得が決まり、喜ぶ日本の選手たち=19日、マリア・レンク水泳センター、竹花徹朗撮影

 19日、シンクロナイズド・スイミングのチームで銅メダルを獲得した日本は、この種目で2004年アテネ大会の銀メダル以来、12年ぶりに表彰台に返り咲いた。

 銅メダル争いは熾烈(しれつ)だった。日本は前半のテクニカルルーティン(TR)で3位につけたが、4位ウクライナとの差は0・3310点。日本はこの日のフリールーティン(FR)でも躍動感あふれる演技を見せて、そのまま逃げ切った。

 黄金期を支えた井村雅代ヘッドコーチが2014年に復帰。12年ロンドン五輪でメダルなしに終わった低迷の原因を選手たちの甘えにあると考え、闘争心を表に出さない選手たちを「ゆるキャラ」と呼んで追い込んだ。「毎日が地獄だった」(三井梨紗子)と振り返る猛練習が始まった。

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銅メダルを獲得した日本チームの選手たちと抱き合って喜ぶ井村雅代ヘッドコーチ(中央)=19日、マリア・レンク水泳センター、西畑志朗撮影

 1日10時間は当たり前。練習は水中に限らず、これまで取り組んでこなかった筋力トレーニングで肉体改造が進められた。体力と浮力を維持するため、必要な摂取カロリーと食事量が徹底的に管理された。

 代表を辞退する選手が現れ、追加で呼ばれた選手も代表入りを断る過酷な環境。それを乗り越えた8人が、力を出し切った。

 デュエットで銅メダルを取った乾友紀子は言っていた。「逃げたくなるときもあった。でも、五輪でメダルを取りたい、という初心を思い出してがんばってきた」。耐え抜いた先に待っていた復活劇だった。(清水寿之)

2016年8月20日02時48分 朝日新聞デジタル

 

 

シンクロ井村コーチ、復帰して驚いた「私が怒っても…」


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チームで銅メダルを獲得し、井村雅代ヘッドコーチ(中央)を中心に、記念撮影をする日本の選手たち=19日、マリア・レンク水泳センター、西畑志朗撮影

 一度は衰えた日本の力を、黄金期を支えた指導者が世界トップクラスへと引き戻した。シンクロナイズド・スイミング日本代表の井村雅代ヘッドコーチ(66)。2大会ぶりのデュエットに続き、チームでも3大会ぶりのメダルを日本にもたらした。

 自身は中1からシンクロを始めた。天理大卒業後、中学の保健体育の教員を8年間務めた後、シンクロ指導に専念する。五輪の正式種目になった1984年ロサンゼルス大会から日本代表の指導にあたり、6大会連続でメダルを手にした。

 2004年アテネ大会を最後に日本代表を離れると、中国に招かれた。アテネ大会6位のチームを08年北京大会で銅メダルに引き上げ、12年ロンドン大会では銀メダルを獲得させた。

2016年8月20日18時17分 朝日新聞デジタル

 

 

ジャンプ・リフト、小柄でも技で勝負 シンクロチーム銅

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フリールーティンの演技をする日本チーム=ロイター。水中でリフトのための体勢をとっている

(19日、シンクロナイズド・スイミング チームフリールーティン)

 体格で、パワーで、欧米勢に見劣りする。多くの競技で日本選手が直面する課題だ。シンクロナイズド・スイミングでもそう。演技の見せ場であるジャンプやリフトを苦手としてきた。

 短所を、長所に変える。銅メダルを獲得した日本チームのフリールーティンには、そのための工夫が詰まっていた。

2016年8月21日00時18分 朝日新聞デジタル