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ボルト歓喜、フィニッシュラインにキス 200も3連覇

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男子200メートルで優勝し、ポーズを決めるウサイン・ボルト=諫山卓弥撮影

(18日、陸上男子200メートル決勝)

 11分かけたウィニングランから戻ってきたウサイン・ボルトは、フィニッシュラインにひざまずいてキスをした。夜空に向かってライトニングボルトのポーズを決めて、割れんばかりの歓声に耳を澄ました。3大会連続で100メートル、200メートルの2冠。「スタジアムは僕が勝ったことに満足してくれた」と誇った。

 「世界記録を更新したい」という夢には届かなかった。苦手なスタートから飛び出し、横一線の選手たちから一人抜け出して、最後まで全力だったが、差はそれほど広がらなかった。19秒78は、五輪、世界選手権の決勝を制したタイムで最も遅く、19秒19の世界記録とは大きな開きがある。

2016年8月19日15時42分 朝日新聞デジタル

 

ボルト、200mでも五輪3連覇達成

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男子200メートル決勝を制し、3大会連続の2冠を達成したウサイン・ボルト(18日、ブラジル・リオデジャネイロで)=三浦邦彦撮影

 リオデジャネイロ五輪は第14日の18日(日本時間19日)、陸上男子200メートル決勝で、ウサイン・ボルト(29)(ジャマイカ)が19秒78で金メダルを獲得、100メートルとの2種目で五輪3連覇を達成した。

 今大会100メートル銅メダルのアンドレ・ドグラス(カナダ)が20秒02で銀メダル、クリストフ・ルメートル(フランス)が20秒12で銅メダル。

 ボルトは、400メートルリレーと合わせ3種目で五輪2連覇を達成している。

2016年08月19日 10時46分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
 
 
 
 
 
 
 

ボルト独走、200も五輪3連覇 「とても満足」

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男子200で優勝したボルトは100に続く2冠。1カーブを抜ける前にほぼ独走状態となった=共同
 昨年の世界選手権銀メダルのジャスティン・ガトリン(米国)がいなければ、ロンドン五輪銀のヨハン・ブレーク(ジャマイカ)もいない。男子200メートル決勝。強敵が次々に準決勝で姿を消し、100メートルに続く五輪3連覇へ視界良好だったボルトが19秒78で栄冠をつかんだ。

 カーブを抜ける前にほぼ独走状態となり、唯一19秒台でゴール。自身が持つ19秒19の世界記録の更新はならず「体が応えてくれなかった」と悔いをのぞかせつつ、「勝ててとても満足だ」。

 17日の準決勝から余裕たっぷりだった。残り50メートル付近で力を抜いても今季最高の19秒78が出るのだから役者が違った。

 今から15年ほど前、1996年アトランタ五輪200メートルで金メダルを獲得したマイケル・ジョンソン(米国)の映像を見た。反っくり返ったフォームで19秒32という当時の世界記録を出したことに衝撃を受け、五輪の頂点に立つことが明確な目標になった。

 そこから名選手の研究を始めたボルトはある選手の走りに目を奪われる。76年モントリオール大会200メートルを制した母国の英雄、ドナルド・クォーリー。カーブを回る時の滑らかな走りはお手本ともいえるもので、その後の指標となった。

 脊椎側湾症のハンディを負ってきたボルト。カーブで体を左に傾ける200メートルはとりわけ背骨への負担が懸念されたが、不断の努力の末に2008年北京五輪で19秒30とジョンソンの世界記録を更新、09年に19秒19にまで伸ばした。

 最後の五輪と位置付けるリオでの記録更新こそならなかったが、100メートルに続いて3連覇の偉業を達成し、充実感に浸った。短距離3冠が懸かる19日夜(日本時間20日午前)の400メートルリレーでついに五輪ラストランを迎える。(合六謙二)

2016/8/19 13:15 日経新聞