読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

今日のニュース

気になったニュース

天皇陛下、象徴のあり方に強い思い 公務軽減受け入れず

社会 皇室

f:id:obaco:20160714202057j:plain

葉山御用邸を出て、皇居に向かう天皇、皇后両陛下=14日午後4時32分、神奈川県葉山町、金川雄策撮影

 天皇の位を生前に皇太子さまに譲る「生前退位」の意向を示している天皇陛下が、宮内庁が今年に入って大幅な公務軽減を検討した際に受け入れず、「象徴としてふさわしいあり方」ができないのであれば生前退位もやむを得ない意向を話していたことが宮内庁関係者への取材で分かった。

 天皇の位を生前に皇太子さまに譲る「生前退位」の意向を示している天皇陛下が、宮内庁が今年に入って大幅な公務軽減を検討した際に受け入れず、「象徴としてふさわしいあり方」ができないのであれば生前退位もやむを得ない意向を話していたことが宮内庁関係者への取材で分かった。

 関係者によると、年齢に伴って自らの体力的な衰えを感じるようになり、務めを果たせなくなった先々を見据え、数年前から、皇太子さまに皇位を譲渡する意向をごく近しい人たちに述べるようになったという。宮内庁側はこうした意向を受けて内々に検討を進め、天皇陛下の体調や公務負担の現状などを首相官邸に報告してきた。

 天皇陛下は82歳、皇后さまは81歳。両陛下は高齢ながら、昨年皇居で要人や海外からの来客らと面会したのは約270件、地方などへの訪問も75回を数えるなど激務が続く。宮内庁関係者によると、天皇陛下は「できなくなったのならともかく、できるうちは天皇としての務めを果たしたい」という趣旨の内容を繰り返し、周囲に語っていたという。

 関係者によると、天皇陛下は「生前退位」の意向を皇太子さまにも示しており、天皇陛下は皇太子さまに対して「憲法に定められた象徴の立場をしっかり受けとめて欲しい」との思いを強く持っているという。

 天皇陛下は2012年12月の会見で、自らの公務について「今のところしばらくはこのままでいきたい」と言及。「私が病気になったときには、昨年のように皇太子と秋篠宮が代わりを務めてくれますから、その点は何も心配はなく心強く思っています」と語っていた。一方、昨年12月の会見では「年齢というものを感じることも多くなり、行事の時に間違えることもありました」と語った。

 天皇、皇后両陛下は14日夕、静養先の葉山御用邸神奈川県)から皇居に戻った。御用邸を出発する際、待ち受けた人たちに笑顔で手を振った。(島康彦、多田晃子)

2016年7月14日19時45分 朝日新聞デジタル

 

 

天皇陛下、「退位」数年前から言及

f:id:obaco:20160714180104j:plain

 「生前退位」の意向を持たれている天皇陛下が、海外の王室や日本の皇室の退位について、数年前から考えを周囲に述べられていたことが関係者への取材でわかった。

 宮内庁は即位20年を迎えた2009年、当時75歳だった陛下の負担軽減策を発表したが、その後も気管支肺炎による入院や心臓手術が続き、陛下は昨年、82歳を迎える記者会見で自身の加齢について言及された。同庁は、陛下が納得できる形で公務を果たされているうちに、皇太子さまに象徴としての務めを譲ることができるよう、準備を続けてきたという。

 関係者によると、陛下は少なくとも数年前には、海外の王室では、君主が生前に退位する形で王位継承が行われているが、日本では、江戸時代に光格天皇から仁孝天皇への皇位継承が行われて以来、200年間は天皇の生前の退位がないことなどについて言及されていたという。陛下は、天皇の生前の退位について規定がない現在の皇室典範について十分理解しており、こうした話はごく近い人々との間でしかされなかったという。同庁はこうした話を受け、高齢になっても激務をこなされている陛下に配慮し、退位について検討が必要と判断したとみられる。

2016年07月14日 15時21分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
 
 
 

5月から検討加速 宮内庁幹部ら5人

f:id:obaco:20160714200312j:plain

宮内庁の庁舎

 明治時代以降初となる天皇の「生前退位」に関し、天皇陛下のご意向を受け、宮内庁の一部の幹部が水面下で検討を進めていたことが分かった。今年5月半ばから会合を重ねて検討が本格化。首相官邸にも連絡してすり合わせてきた。こうした動きは内々に進められてきたが、天皇制に関する転換点であることを踏まえ、今後、公表のタイミングを計り、広く国民の理解を図る考えだ。

 宮内庁関係者によると、検討を進めていたのは、風岡典之長官ら「オモテ」と呼ばれる同庁の官庁機構トップ2人と、「オク」と呼ばれ、陛下の私的活動も支える侍従職のトップ2人。皇室制度に詳しいOB1人が加わり、皇室制度の重要事項について検討。「4+1」会合とも呼ばれている。

 陛下は7年前から、皇太子さま、秋篠宮さまと3人でお会いする機会を月1回程度設けてきた。この中で、今後の皇室に関する話題も出ることがあったという。

 「4+1」会合はそれを受けて開かれることもあり、5月半ばから、早朝に会合を行うなど活動が加速。生前退位に伴う手続きの検討とみられ、午前8時過ぎに同庁長官室に集まることもあった。頻繁に会合を重ね、皇室典範の改正や新法、元号の問題、退位後の呼称なども検討。結果を首相官邸杉田和博官房副長官とすり合わせ、方向性が定まったことについては両陛下に河相周夫侍従長らが報告してきた。

 最近では、両陛下が静養のため神奈川県の葉山御用邸に出発した今月11日の前日にも報告しており、風岡長官は参院選の最中にも官邸に足を運んでいた。【大久保和夫、高島博之】

毎日新聞2016年7月14日 15時00分(最終更新 7月14日 15時00分)

 
 
 

「ゆっくりされては」生前退位意向に葉山の住民

 天皇の位を生前に皇太子さまに譲る「生前退位」の意向を天皇陛下が示されていることが明らかになり、天皇陛下が皇后さまと一緒に静養されている葉山御用邸神奈川県)の周辺住民からは14日午前、様々な声が聞かれた。

 御用邸の近くに住む自営業の定兼有里さん(48)は2年ほど前、天皇陛下から声をかけられたことがある。定兼さんは「陛下は『この犬はしば犬ですか』などと地元の人に気をつかって話しかけてくれる」と話す。「年齢的に大変だと思うので若い人に交代できる制度のほうがいい。公務が多くて体がきついと思う」

2016年7月14日13時58分 朝日新聞デジタル

 

 

 

政府 極秘に皇室典範の改正を準備

 天皇陛下が、生前に天皇の位を皇太子さまに譲る「生前退位」の意向を持たれていることが明らかになった。一方で、首相官邸皇室典範改正準備室がひそかに必要な法改正などの準備に入っていることも明らかになった。

 政府関係者によると、宮内庁内閣法制局の勤務経験がある10人ほどの官僚からなる皇室典範改正準備室の態勢が強化され、すでに法改正などの準備に入っていたという。政府内でもこの動きは極秘とされ、限られた人しか知らされていなかったという。

 政府高官は、皇室典範の改正など生前退位に向けた法改正について「そんなに簡単な話ではない。戦後の議論がすべてひっくり返ることになる」と述べ、難しい調整になるとの認識を示している。

日本テレビ系(NNN) 7月14日(木)10時55分配信