上方落語の復興に尽力し、19日に89歳で死去した落語家で人間国宝の桂米朝さんの通夜が24日、大阪府吹田市で営まれた。歌舞伎俳優の坂田藤十郎さん(83)ら親交のあった芸能界の関係者やファンら約1200人が参列し、別れを惜しんだ。
喪主を務めた長男で落語家の桂米団治さん(56)があいさつし、父であり師でもある米朝さんについて「すごい人でした。すごく知識がありました。そしてすごくおちゃめでした」とかみしめるように語った。
続いて藤十郎さん、人形浄瑠璃文楽太夫の竹本住大夫さん(90)という伝統芸能の重鎮が盟友をしのんだ。
2015年 03月 24日 21:33
JST 【
共同通信】