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後藤さんの妻が声明、日本・ヨルダンに解放への取り組み要請

[東京 29日 ロイター] - 「イスラム国」の人質となっている後藤健二さんの妻が、日本・ヨルダン両政府に解放に向けた取り組みを求めた。

イスラム国側が設定した交渉期限到来前に、報道機関向けに声明を出した。妻は、これが健二さんにとって最後のチャンスになるのではと不安を抱く現在の心境を語った。

妻は、ヨルダン・日本両政府に、後藤さんとヨルダン人パイロット2人の運命がかかっていると認識してほしいと訴えた。

妻はさらに、解放に向けた働き掛けを水面下で行ってきたとし、家族らをメディアから守るため、公の場での発言をこれまで控えてきた説明した。

夫妻の間には2人の娘がいるといい、健二さんが旅立ったときには次女は生後3週間で、2歳の長女は再会を望むことだろうと記した。

妻は、2人の子供に父親のことを知って成長して欲しいとつづり、健二さんは現地住民の苦境を伝えるため、シリアに渡った善良で正直な人と語った。

2015年 01月 30日 01:01 JST ロイター

 

後藤さんの妻「イスラム国」に要求されメッセージ

イスラム過激派組織「イスラム国」とみられる組織に拘束されている後藤健二さんの妻はロイター通信を通じて音声メッセージを発表し、組織からヨルダンで収監中の死刑囚の釈放を世界に訴えるよう要求されたことを明らかにしました。

イスラム国」とみられる組織に拘束されている後藤健二さんの妻がロイター通信を通じて発表した音声メッセージでは、はじめに「私は、シリアで組織に拘束されている後藤健二の妻です」と話しています。
妻は、「先月2日、組織からメールが送られてきて夫が何らかのトラブルに巻き込まれたことを知った」としています。
そして、今月20日に「イスラム国」とみられる組織が後藤健二さんを拘束したとする映像をインターネット上に投稿して以降、この組織から数回にわたってメールが送られてきたことを明らかにしています。
今回、初めて自分からメッセージを発表した理由として「この20時間の間に、夫を拘束した組織から最新でかつ最後とみられる要求が送られてきた」ためだと説明しています。
そのうえで、この組織から送られたとされるメールを読み上げました。
その内容は、「次のメッセージを世界のメディアに公開せよ。さもなくば、健二が次だ。もし、リシャウィ死刑囚が健二と引き換えに、トルコ国境に現地時間の29日の日没までに連れてこられなければヨルダン軍のパイロットは直ちに殺害される」というものだったということです。

1月30日 1時00分 NHKニュース
 

救出の時間少ない…「後藤さん妻」メッセージ

 ロイター通信は29日、拘束されている後藤健二さんの妻の声明とする英語のメッセージの内容を伝えた。

 同通信によると、メッセージの中で妻は「私は、これが私の夫にとって最後のチャンスになることを恐れています。そして、夫と(ヨルダン軍パイロットの)ムアズ・カサースベ氏を救出するために残された時間は数時間しかないのです」と話した。さらに、「ヨルダンと日本の両政府には、2人の運命が彼らの手中にあることを理解してほしい」と強調し、早期解放を呼びかけた。同通信は、後藤さんの妻からの初めてのメッセージと紹介した。
2015年01月30日 02時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun 

 

後藤さんの妻の名前で声明 「娘と夫の再会を願う」

 「イスラム国」に 人質として拘束されている後藤健二さん(47)の妻の名前の声明が29日出され、「娘が再び父親に会えることを願っています」と述べて、夫の命を救うよう 懇願した。拘束したグループとの電子メールのやりとりは数通に上り、過去20時間の間に殺害をほのめかす脅しが届いたことも明かした。

 英国のフリージャーナリスト支援財団が「29日午後1時すぎ(日本時間午後10時すぎ)、後藤さんの妻の代理人から声明を受け取った」として、全文を公表した。英BBCや米CNNも同じ内容の声明を報じた。

 妻は、後藤さんが拘束されたことを昨年12月2日、犯行グループからの電子メールで知った。身代金2億ドルを要求する映像が公開された1月20日以降は後藤さんの救出に向けて複数回のやりとりをした。

 妻は、夫婦には幼い娘2人がいると明らかにし、「まだ赤ちゃんの下の娘は、健二が出発したとき、生まれてまだ3週間でした。2歳の長女が父親に再 会できることを望んでいます。2人は父親のもとで育ってほしい」と述べ、後藤さんの生還を懇願した。後藤さんについて「正直な人」と紹介。「人々の苦境を 伝えるためにシリアに行った」と説明した。

 過去20時間の間には、「このメッセージを直ちに世界のメディアに発表しろ。さもなくば次は健二だ」と公表を要求するメッセージも届いたという。妻は「これが夫にとって(救出の)最後のチャンスなのではないかと恐れています」と述べた。日本政府やヨルダン政府の救出の努力に感謝しつつ、後藤さんとヨルダン軍パイロットのムアーズ・カサースベ中尉の解放を繰り返し訴えた。(ロンドン=渡辺志帆

2015年1月30日01時39分 朝日新聞