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アップル最高益、中国で売り上げ7割増 10~12月

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中国・浙江省杭州市のアップルストア開店に集まった人たち(1月24日)=ロイター

 【シリコンバレー=兼松雄一郎】米アップルが27日発表した2014年10~12月期決算は、売上高が前年同期比30%増の745億9900万ドル(約8兆8千億円)、純利益は38%増の180億2400万ドルとなり、ともに四半期としては過去最高を更新した。スマートフォン「iPhone(アイフォーン)」を中心に中国での売上高が7割増え、好業績をけん引した。

  増収増益は4四半期連続で、最高益更新は12年10~12月期以来、2年ぶり。実質的な1株あたり利益は3.06ドル(前年同期は2.07ドル)と市場の 事前予想(2.6ドル程度)を大幅に上回った。27日の時間外取引でアップルの株価は通常取引の終値に比べて6%近く上昇する場面もあった。

  昨年9月に発売したiPhoneの大画面版の新モデルが好調で、販売台数は46%増の7446万台と過去最高を更新した。ドル高は海外事業の採算の逆風に なったが、単価の高い大画面版の販売増加で利益率は改善した。パソコン「Mac」の販売も14%増の551万台。端末の普及でアプリ市場の売上高は41% 増となった。

 一方、タブレット(多機能携帯端末)「iPad」は不振が続き、販売台数は18%減の2141万台だった。電話会見でティム・クック最高経営責任者(CEO)は「(大画面の)iPhoneやMacと市場を食い合っている」と分析した。

 地域別売上高では7割増収の中国の比率が2割を超えた。iPhoneの販売台数が2倍以上に増えたのが寄与した。米州が23%増、欧州も20%増と高い伸びを示した。ブラジルでも販売が好調だった。

 年初の販売を予定していた腕時計型端末「アップルウオッチ」は、電池の改良などで発売がずれ込んでいる。クックCEOは「4月に出荷する」と明言した。

2015/1/28 10:30 日経新聞