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我々の方が「好感度高い」再度預言者描いた仏紙

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会見中、涙をこらえるように目を閉じる仏週刊紙「シャルリーエブド」の風刺画家ルス氏(中央)。左は新編集長、右はコラムニスト=パリ市内で13日、AP

 【パリ=柳沢亨之、カイロ=久保健一】フランスの政治週刊紙「シャルリー・エブド」が14日、銃撃事件後初めて特別号として発行される。

 表紙には、「すべては許される」とのタイトルの下に、イスラム教の預言者ムハンマドが、同紙への連帯を示す合言葉となった「ジュ・スイ・シャルリー(私はシャルリー)」との標語を掲げて涙を流すイラストを掲載した。

 イスラム教では預言者の画像を描くことが厳禁されている。エジプトのイスラム教機関が批判する声明を出すなど、特別号がイスラム教徒の新たな反発を招く可能性がある。

 イラストは、イスラム教を象徴する緑色を背景に、白色のターバンや服を身に着けたムハンマドが標語を手に持っている。

 13日、記者会見したジェラール・ビアール新編集長は最新号について、「(事件に)関連したことを表現する必要があったが、(判断は)難しかった」と説明。イラストを描いた漫画家のレナルド・ルジア氏は「我々のムハンマドは、涙を流す1人の人物だ。(事件の)犯人が従うムハンマドより、ずっと好感度が高い」と説明した。
2015年01月14日 13時17分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

 

仏連続テロ:「表現の自由、制限ない」風刺画家が会見

 仏週刊紙「シャルリーエブド」襲撃事件で、14日発行の特別号の表紙となるイスラム教預言者ムハンマドマホメット)の風刺画を描いた風刺画家の ルス氏らが13日、パリ市内で記者会見した。ルス氏は、一部のイスラム教徒などが風刺画掲載続行に懸念を示している状況について、「表現の自由は、条件や 制限がついたものではない」と述べ、風刺やユーモアへの理解を求めた。またルス氏は襲撃現場となった同紙編集室に遅れて到着した時に目撃した惨状について も語った。【パリ篠田航一、宮川裕章】

 14日の同紙表紙は、涙を流すムハンマドが、同紙を支持する「私はシャルリー」と書かれたプラカードを掲げる絵で、「すべては許される」との見出 しを付けた。ルス氏は会見で「私たちはようやくこの表紙を見つけた。これが私たちの表紙だ」と語り、批判や反発を承知の上で、議論の末に出した結論だった ことをにじませた。ムハンマドについては「また描いたことは申し訳ないが、私たちの描いたムハンマドは涙を流す一人の人物だ」と説明した。

 同紙の風刺画掲載継続の方針を受け、エジプトでイスラム教の解釈を示す政府機関ファトワ(宗教令)庁が13日、「15億人のイスラム教徒に対する 挑発」と非難を表明するなど懸念の声が広がっている。ルス氏は会見中、反対意見や批判を受け止めるユーモアの精神の重要性を繰り返し説いた。「表現の自由 とは『しかし』が後に付く(制限付きの)表現の自由ではない」と訴え、「テロの実行犯は、ユーモアが欠如している」と言論を封殺しようとした行為を厳しく 非難。そのうえで、「私たちは人々の知性を信じる。ユーモアの知性を信じる」と結んだ。

 ルス氏は事件当日、編集室で開かれていた編集会議に遅れて到着したため、難を逃れた。事件直後の現場の状況について「みんな、うつぶせに倒れてい た。それらが誰の背中なのか、私には分かった。その背中は私であり、あなたでもあったかもしれない」と語った。ルス氏は衝撃から、精神療法を受けているこ とも明かした。

毎日新聞 2015年01月14日 11時27分(最終更新 01月14日 12時36分)

 

「犯人はユーモア失っていた」 仏紙風刺漫画家が会見

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シャルリー・エブドの最新号を手に記者会見した風刺漫画家レナルド・ルジエさん=13日、パリ、マリー・ギトン撮影

 14日に発行される週刊新聞「シャルリー・エブド」特別号の表紙を描いた風刺漫画家レナルド・ルジエさん(43)が13日、パリ市内で記者会見を開いた。ルジエさんは「私たちは表現したいものを表現しているだけだ」と訴えた。

 数多くの同僚が殺害されただけに、憔悴(しょうすい)した様子で、時折大きく息をつきながら話し続けた。ルジエさんは「表現の自由は、表現の自由だ。『自由だ。だけれど……』なんて留保をつける必要はない」と語った。「我々は報道の自由のためではなく、自分の考えを表現するために描く。『シャルリーは挑発的だ。時にうそつきだ』という人がいる。でもそれは、やっぱり表現の自由なんだ」と強調した。

 特別号の表紙は、「すべては許される」という見出しがつけられている。そこに、目から涙粒をこぼしながら、悲しそうな表情の預言者ムハンマドが、白い衣装をまとい、胸の前で連続テロに抗議する合言葉「私はシャルリー」が書かれたプラカードを掲げている。

2015年1月14日14時48分 朝日新聞

 

銃撃テロの週刊紙が最新号

 【パリ共同】フランスの連続テロ事件で銃撃された風刺週刊紙シャルリエブドの最新号が14日、発売日を迎えた。1 面は「私はシャルリ」のメッセージを手にするイスラム教の預言者ムハンマドの風刺画。この風刺画を描いたリュズ氏は「みんながこれを読んでくれれば、われ われは(テロに)勝てる」と話した。

 事件で風刺画家や記者ら8人を失ったが国内外のメディアなどからの支援で発行。1面の風刺画がイスラム過激派を刺激するのは必至だが、フランス国内のイスラム教団体は信者に「冷静な対応」を呼び掛けた。

 同紙の発行部数は通常5万部前後だが、今号は国内外からの注文が相次ぎ300万部。