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ブリ加工品から高濃度ヒスタミン 八戸の会社に回収命令

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八戸フーズが製造した「ぶりいしる漬干し」=青森県保健衛生課提供

 青森県八戸市の食品製造会社「八戸フーズ」が製造したブリの加工食品から食中毒の原因となるヒスタミンが検出されたとして、青森県保健衛生課は10日、同社に対し、9日から5日間の営業停止と25商品の回収を命令したと発表した。

 同課によると、2日から3日にかけ、東京都内の飲食店で同社の「ぶりいしる漬干し」を食べた5人が下痢や顔が赤くなるなどの食中毒症状を訴えた、と東京都福祉保健局から通報があった。八戸保健所で、同社に残る同じ商品を調べたところ、高濃度のヒスタミンが検出されたという。

 同課は、同じくブリを原料にした「ぶり照焼」「ぶり角切澱粉付」など同社が製造する計25商品(賞味期限が2015年12月13日までのもの)を回収の対象にした。出荷数は合計1万7750個で、出荷先は東北地方から九州地方まで24都府県に及ぶ。

2015年1月10日11時57分 朝日新聞

 

食中毒:「八戸フーズ」ブリ加工品回収、24都府県に出荷

 青森県は9日、八戸市の食品冷凍・冷蔵業「八戸フーズ」が製造したブリの冷凍食品が高濃度ヒスタミンによる食中毒を引き起こしたとして、ブリ加工品1万7750個の回収を命じた。また、同社を9日から5日間の営業停止処分にした。回収対象は賞味期限が2015年12月13日までの「ぶり煮付」「ぶり照焼」「ぶり切身」など。東京都や大阪府、福岡県など24都府県に出荷されている。

 青森県によると、東京の飲食店で2、3日、同社が製造した「ぶりいしる漬干し」を食べた客5人が顔の紅潮や下痢などの症状を訴え3日、都に連絡。店に残っていた商品から高濃度のヒスタミンが検出され都は9日、食中毒事件と断定した。5人の症状はいずれも軽いという。

 都から連絡を受けた県が同社に残っていた同じ商品3点を検査したところ、100グラム当たり280〜418ミリグラムのヒスタミンが検出されたという。

 内閣府食品安全委員会によると、一般的にはヒスタミンが100グラム当たり100ミリグラム以上含まれていると、じんましんや頭痛などの症状が出るが、6〜10時間で回復し、重症になるケースは少ないという。

 出荷されたのは東京都、大阪府、福岡県以外の出荷先は青森、秋田、山形、岩手、宮城、福島、群馬、埼玉、千葉、神奈川、新潟、静岡、愛知、富山、石川、兵庫、岡山、広島、香川、熊本、鹿児島の24都府県。【伊藤奈々恵】

毎日新聞 2015年01月10日 10時22分(最終更新 01月10日 10時31分)