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パリ銃撃、容疑者兄弟が女性人質に立てこもり

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9日、パリ北東の町ダムマルタンアンゴエルで、銃撃事件で逃走中の2容疑者が人質を取って立てこもっているとされる現場に駆けつける警官隊(ロイター)

 【パリ=石黒穣】フランスの政治週刊紙「シャルリー・エブド」のパリ本社が銃撃され、12人が殺害された事件で、逃亡を続けている実行犯の容疑者兄弟2人は9日、パリ北東ダムマルタンアンゴエルの印刷所に立てこもった。

 兄弟は自動小銃などで武装し、少なくとも女性1人が人質になっているとみられる。警察と軍の特殊部隊が周辺を包囲し、にらみ合いとなっている。

 カズヌーブ仏内相は、立てこもりを続けているのは、アルジェリア系フランス人のサイド・クアシ(34)とシェリフ・クアシ(32)の両容疑者と特定した。容疑者兄弟はパリで7日に銃撃事件を起こした後、48時間以上、乗用車を次々に奪うなどして逃走を続けている。

 現場のダムマルタンアンゴエルは人口約8000人の町で、パリ の玄関口シャルル・ドゴール空港から約15キロ・メートルの場所。パリジャン紙(電子版)などによると、9日午前9時20分頃、国道を猛スピードでパリ方 向に向かう兄弟が乗っているとみられる乗用車が発見され、警察が追跡した。警察との間で銃撃戦が起きた後、兄弟は印刷所に立てこもった。

 印刷所の周辺では、警察と軍部隊のトラック、救急車、装甲車などが包囲を続けている。小雨に煙る中で、ヘリコプターが低空で飛行を続けている。

2015年01月09日 22時46分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
 

容疑者ら、パリ郊外で人質取り立てこもり 仏新聞社襲撃

f:id:obaco:20150109231529j:plainパリ北東部のダマルタンアンゴエルで9日、人質がとられた場所に到着する仏治安当局員ら=ロイター

 仏週刊新聞「シャルリー・エブド」が襲われて記者ら12人が殺害された事件で、容疑者2人が9日、パリ郊外で捜査当局との間で銃撃戦をしたあと、人質をとって立てこもった。捜査当局が包囲している。「表現の自由」が標的となった背景に、国際テロ組織アルカイダとの連携も浮かび上がっている。

 現場はシャルル・ドゴール国際空港の北約10キロの町ダマルタンアンゴエル。倉庫や工場などが並ぶ田園地帯の一角で、主犯格として指名手配されていたパリ出身のサイド・クアシ容疑者(34)とシェリフ・クアシ容疑者(32)が、印刷工場に押し入った。人質は1人とみられ、当局は特殊部隊を投入すると共に、容疑者と交渉している模様だ。

 両容疑者は7日の犯行翌日の8日朝、パリの北東約60キロのビレコトレでガソリンスタンドを襲った。付近の一斉捜索が行われたが行方は見つからず、9日朝、そこから南に約20キロ離れた地点で車を奪った。犯行時のような目出し帽はかぶっていなかったという。自動車専用道でパリ方向に進み、行く手をふさごうとした警官との撃ち合いを経て、工場に立てこもった。

2015年1月9日21時35分 朝日新聞

 

仏紙銃撃犯、人質取り立てこもりか パリ北東の工場

f:id:obaco:20150109231649j:plain 9日、パリ北東のダマルタンアンゴエルで、容疑者2人が立てこもったとみられる地域を飛行する当局のヘリコプター=ロイター

  【パリ=竹内康雄】パリで起きたフランス週刊紙銃撃事件で9日、逃走しているアルジェリア系フランス人の兄弟とみられる男らがパリ北東の印刷工場に人質を 取って立てこもった。仏治安当局が周囲を取り囲んでおり、事態は緊迫している。オランド仏大統領は同日午前、週刊紙銃撃事件を「過去50年で最も重大なテ ロ行為だ」と非難、事態収拾を急ぐ考えを示した。

 カズヌーブ内相は9日、立てこもっている男らが週刊紙銃撃事件の容疑者とほぼ認めた上で 「卑劣な犯人を制圧する作戦は進行中だ」と述べた。警察幹部は「事件の終結は近い」と仏メディアに語った。人質は1人で、現時点で犠牲者はいないという。 兄弟が「殉教したい」と治安当局に語ったとの情報もある。

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  立てこもりの現場はパリ北東部30キロに位置するダマルタンアンゴエル。複数のヘリコプターが上空を飛び交い、地上には重武装した特殊部隊が展開してい る。フランスの空の玄関口、シャルル・ドゴール空港から約10キロと近く、同空港は滑走路の一部を閉鎖した。オランド大統領は「住民の安全に最大限配慮す る必要がある」と語った。

 指名手配中のサイド・クアシ(34)、シェリフ・クアシ(32)両容疑者は7日昼前、パリ市内の風刺週刊紙 「シャルリエブド」本社に押し入り銃を乱射、10人以上を殺害のうえ、車で逃走した。8日にはガソリンスタンドを襲うなどして行方をくらましていたが、9 日朝に当局が2人を発見、追跡中に銃撃戦があったという。

2015/1/9 20:48 日経新聞

 

仏週刊紙襲撃:パリ郊外で銃撃戦…容疑者兄弟が立てこもり

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容疑者らが人質を取って立てこもった現場へ通じる道を封鎖する特殊部隊員=パリ北東のダマルタンアンゴエルで2015年1月9日、AP

 ◇人質1人

 【パリ宮川裕章、ワシントン和田浩明】仏週刊紙「シャルリーエブド」のパリ本社が襲撃され12人が死亡した事件で、逃走しているサイド・クアシ容 疑者(34)とシェリフ・クアシ容疑者(32)の兄弟が9日午前(日本時間同日夕)、捜査当局の追跡を受けてパリ北東約40キロのダマルタンアンゴエルの 印刷所に人質1人を取って立てこもった。現地メディアによると、特殊部隊などが建物を包囲し、人質の解放などを交渉している。車で逃走中には銃撃戦も起き た。現場から約12キロ離れたパリの玄関口シャルル・ドゴール空港も一部滑走路が閉鎖されるなど事態は緊迫している。

 現地メディアによると、捜査当局が同日午前、パリ方面に向かう幹線道を猛スピードで走る車を発見。追跡を受けると捜査車両に向かって銃撃を加えながら逃走し、最後は印刷所に逃げ込んだ。容疑者は「殉教者として死にたい」と当局側に電話で話したという。

 事件は7日午前11時半(日本時間同午後7時半)ごろ、パリ中心部にある同社本社で発生。覆面姿の男2人が風刺画家の編集長ら12人を殺害し、車で逃走。仏捜査当局は兄弟を指名手配し行方を追っていた。

 8日朝、兄弟とみられる男2人が、パリ北東約60キロのビレコトレのガソリンスタンドに車で乗り付け、食料品を奪って逃走。捜査当局は特殊部隊やヘリを投入し、周辺の森林地帯などを捜索していた。

 一方、ロイター通信などは、パリ南郊で8日に女性警察官を射殺し逃走中の容疑者が、かつて兄弟と同じ仏国内の組織に属していたと報じた。

 また、米CNNは仏情報当局が米政府関係者に明かした話として、兄のサイド容疑者が2011年にイエメンを訪れ、国際テロ組織アルカイダ系団体「アラビア半島のアルカイダ」(AQAP)の武器使用訓練を受けたほか、爆発物の製造も学んだ可能性があると伝えた。

 米当局は兄弟の情報を以前からテロリストデータベースに登録し、航空機の搭乗を拒否する「ノー・フライ・リスト」に登載。仏当局も一時、2人の動向を監視していたが、対象者の数が多すぎ、中止したという。

毎日新聞 2015年01月09日 19時35分(最終更新 01月09日 22時42分)