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サムスン電子9年ぶり減収 14年、スマホ不振

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 【ソウル=小倉健太郎】韓国サムスン電子は8日、2014年の連結売上高が13年比10%少ない205兆ウォン(約22兆円)になったとの速報値を発表した。減収は9年ぶり。中国など新興国メーカーの追い上げでスマートフォンスマホ)販売が不振だった。営業利益も32%減と3年ぶりのマイナスで、急成長が転機を迎えていることがあらためて明らかになった。

 発表したのは売上高と営業利益だけで、部門別業績などは月末の確報値と合わせて公表する。営業利益は25兆ウォンだった。

 サムスンは最先端の部材やソフトウエアを 結集した高機能機でブランド力をつけ、同時に中低価格機も幅広く展開することでスマホのシェアを急拡大してきた。だが14年に入って中国の北京小米科技 (シャオミ)など中低価格で高機能機を売るメーカーが台頭。販売を圧迫されたサムスンは値引きや販促費の積み増しを余儀なくされ、売上高、採算とも悪化し た。

 スマホの不振を受け、グループ内供給が大半を占める中小型有機ELパネルを中心にディスプレー部門の業績も悪化したようだ。

 14年の連結売上高営業利益率は12%だった。4ポイント低下したが、好調の半導体部門に支えられ製造業としてはなお高水準だ。半導体スマホのほかデータセンターなどに使うメモリーが需要、価格とも安定して推移し利益も拡大したとみられるが、スマホの落ち込みは補いきれなかった。

 14年10~12月期の営業利益は5.2兆ウォンと前年同期比37%減り5四半期連続で前年を下回った。4.1兆ウォンだった7~9月期よりは改善したが、スマホを巡る競争環境は引き続き厳しいだけに、底を打ったかどうかはなお見守る必要がある。

2015/1/8 10:52 日経新聞

 

韓国サムスン、営業利益37%減…5四半期連続

 【ソウル=宮崎健雄】韓国サムスン電子は8日、2014年10~12月期連結決算で、本業のもうけを示す営業利益が、前年同期比37・42%減の5兆2000億ウォン(約5645億円)になるとの見通しを発表した。

 5四半期連続の減益となるが、7~9月期(前年同期比60・05%減)よりは割合は縮小した。

 売上高は12・28%減の52兆ウォンだった。ウォン高や米国・中国企業との競争激化で、主力のスマートフォンの収益力が低下したことが影響したとみられる。

 14年12月期(通期)は、売上高が前年比10・15%減の205兆4800億ウォン、営業利益が同32・21%減の24兆9400億ウォンと予想。それぞれ過去最高だった前年からは大幅に減少し、2011年以来の減益となる。

2015年01月08日 11時18分 Copyright © The Yomiuri Shimbu