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暴走族対策、高速SA閉鎖「トイレも行けない」

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Uターンラッシュで混雑する高速道路

 年始のUターンラッシュとなった3日夜から4日未明にかけて、三重県内の東名阪自動車道伊勢湾岸自動車道の一部サービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)が閉鎖されていたことがわかった。

 暴走族の集結を防ぐため、県警の要請を受けて中日本高速道路名古屋市)が閉鎖したが、一般客も利用できなくなり、県警と同社には苦情や問い合わせが計約150件寄せられた。

 同社によると、東名阪自動車道上り線の御在所SAと上下線の大山田PA、伊勢湾岸自動車道上下線の湾岸長島PAの計5か所が3日午後7時から4日午前2時まで閉鎖された。

 これらのSAとPAには例年、暴走族が「走り初め」と称して集まり、昨年もバイクや乗用車計約600台が集まったため、湾岸長島PAを3日午後9時35分から翌日午前2時25分まで閉鎖した。

 今年も同様の事態が予想されたため、県警が同社に閉鎖を依頼した。ただ、「暴走族が集結場所を他のSAやPAに移す可能性もある」などとして、事前に閉鎖を周知しなかった。

 県警によると、今年も暴走族の車両約300台が確認されたが、愛知や奈良県内のPAなどに集結したという。

 三重県警高速隊は「難しい決断だった。今回の対応を検証し、今後の対策を検討していきたい」としている。

 この問題で、同県の鈴木英敬知事は6日の記者会見で「別の方法はなかったのか、よく検証してほしい」と述べた。

 鈴木知事は、「トイレなどの生理現象もある。利用者に迷惑をかけない方法や、そもそも別の方法はなかったのか、中日本高速道路ともよく意見交換してほしい」と要望した。県警が事前に閉鎖を周知しなかったことについても、「告知方法をよく検証してほしい」と注文を付けた。

2015年01月07日 09時22分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
 

 三重の高速:主要なSA、PA閉鎖で苦情殺到 暴走族対策

 ◇Uターンラッシュ、70キロトイレ休憩なし

 3日夜から4日未明にかけて、三重県内の高速道路の主要なサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)が閉鎖されていたことが分かった。同 県警や、高速道路の管理運営を行う中日本高速道路が毎年恒例の暴走族の新年集会対策として実施したが、年始のUターンラッシュに重なり、一般利用客からの 苦情が殺到した。両者は「広報体制を含め、今回の対応をしっかり検証したい」としている。

 閉鎖したのは東名阪自動車道の大山田PAの上下線と御在所SAの上り線、伊勢湾岸自動車道の湾岸長島PAの上下線の計5カ所。3日午後7時〜翌4日午前2時まで閉鎖した。事前の広報は特にしなかったという。

 県警高速隊によると、昨年は暴走族の車両とみられる計約200台が各PAを占拠するなどし、利用者や近隣住民から多くの苦情が寄せられたという。

 今回の閉鎖により、東京や名古屋方面に向かう帰省客は亀山PAから愛知県の刈谷PAまでの約70キロの間、トイレ休憩などができなくなった。中日本高速道路には4日までに、約130件の問い合わせや苦情があったという。

 両者は昨年も1月3日夜から4日未明にかけて湾岸長島PAを閉鎖しており、今年はより効果的な対策を目指したという。事前に周知しなかったことに ついて、県警は「当日の暴走族の行動が直前まで読めず、実施するか分からなかった」としている。中日本高速は「多くの利用者に迷惑をかけたことは重く受け 止め、今後の効果的な対策を検討したい」としている。【永野航太】

毎日新聞 2015年01月06日 11時44分(最終更新 01月06日 13時05分)