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小保方氏、不服申し立てず…理研が処分検討へ

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小保方晴子氏=2014年4月9日午後1時55分、貝塚太一撮影

 STAPスタップ細胞の論文問題で、理化学研究所は6日、小保方晴子元研究員が、論文の不正を認定した調査委員会の報告書に対し、期限の5日までに不服を申し立てなかったことを明らかにした。

 不正が確定し、理研は近く、懲戒委員会を開いて小保方氏らの処分を検討する。

 外部の有識者で作る調査委の報告書は、昨年12月26日に公表された。STAP細胞はES細胞(胚性幹細胞)とほぼ断定し、細胞の増殖速度のデータなど論文の図表2件に捏造ねつぞうがあると結論づけた。別の調査委が認めた2件と合わせて、論文には計4件の不正が認定された。

 理研によると、小保方氏は公表当日に理研から報告書を直接受け取ったという。規定では、不正認定の通知から10日以内に不服申し立てができるが、理研広報室は「小保方氏からは連絡がなかった」と説明している。

2015年01月06日 13時52分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

 

小保方氏、不服申し立てず STAP巡り研究不正が確定

 理化学研究所は6日、STAP細胞論文で新たに2件の研究不正を認定した調査委員会の報告書に関し、理研の元研究員である小保方晴子氏=昨年12 月退職=が期限までに不服を申し立てなかったことを明らかにした。これにより確定した小保方氏の研究不正は計4件となった。理研は懲戒委員会を再開し、小 保方氏らの処分を近く決める。

 理研の内部規定によると、研究不正などが認定された研究者は調査委の報告書に対して不服申し立てができる。期限は報告書が本人に渡ってから10日間。小保方氏は2014年12月26日に報告書を受け取っており、1月5日が期限だった。

 STAP論文を巡っては、昨年4月に調査委が画像の捏造(ねつぞう)など2件の不正を認定。理研は小保方氏の不服申し立てを却下し、この2件は確定していた。

 その後も多くの疑義が指摘されるなどしたため、理研は昨年9月に新たに調査委を立ち上げ、調査委は昨年末に公表した報告書で新たに図表の捏造2件を認定していた。

 調査委の報告書は、STAP細胞は既存の万能細胞である胚性幹細胞(ES細胞)が混入した可能性が非常に高いとしたが、混入の経緯などは判断できないとした。

2015/1/6 11:24 日経新聞

 

STAP論文:不正確定 小保方氏、不服申し立てせず

 STAP細胞論文問題で、新たに二つの図表の捏造(ねつぞう)を認定された小保方(おぼか た)晴子・元理化学研究所研究員(31)が、理研に対して不服申し立てをしなかったことが6日、理研への取材で分かった。昨年3月に認定された別の2件の 捏造・改ざんと合わせて計4件の不正が確定し、一連の不正調査は終結する。理研はSTAP細胞の有無を確かめる検証実験などで中断していた懲戒手続きを、 同日中にも再開する。

 理研の規定では、不服申し立ては調査委員会で研究不正を認定された当事者が通知を受けてから10日以内にできるとされ、5日が期限だった。理研は 昨年12月26日、調査委員会(委員長、桂勲・国立遺伝学研究所長)の結果を発表する記者会見で、小保方氏と連絡が付かないと説明していたが、その後、発 表当日に小保方氏側の受理を確認したという。

 調査委は最終報告書で、研究の中心となった小保方氏が作製した細胞の増殖率を比較するグラフと遺伝子の働き方が変わる現象を示す図が、ともに捏造 だったと認定。さらに、論文でSTAP細胞由来とされた細胞や組織は、既存の万能細胞であるES細胞(胚性幹細胞)からできていたとし「STAP論文は、ほぼすべて否定された」と結論付けた。

 小保方氏は昨年3月、理研が設置した最初の調査委で2件の画像の不正を認定され、この時は不服申し立てをして「過失であり、捏造や改ざんには当た らない」と訴えたが、退けられていた。研究不正が認定された職員は懲戒対象になるが、小保方氏は昨年12月21日付で理研を退職したため、実際の処分は受 けない。懲戒委員会は職員だった場合に相当と考えられる処分を検討する。【清水健二、大場あい、須田桃子】

 【ことば】STAP細胞論文不正問題

 理化学研究所の研究ユニットリーダーだった小保方晴子氏ら日米のチームが昨年1月、マウスのリンパ球を弱酸性の溶液につけるなどの刺激を与えるだ けで、新しい万能細胞「STAP細胞」を作製したと英科学誌ネイチャーに発表した。しかし、直後からインターネットなどで疑義が指摘され、理研の調査委員 会が昨年3月、二つの画像について小保方氏の不正を認定。ネイチャーは昨年7月に関連論文2本を撤回し、成果は「白紙」となった。小保方氏も参加して理研 が取り組んだ検証実験でSTAP細胞は作製できず、2回目の調査委は、小保方氏による二つの図表の捏造を新たに認定した。