今日のニュース

気になったニュース

国内最古?原始鳥類の全身骨格化石を発見…福井

f:id:obaco:20150105163502j:plain

発掘された原始鳥類の化石(福井県庁で)

 福井県立恐竜博物館は5日、同県勝山市の1億2000万年前(白亜紀前期)の地層から原始的な鳥類の化石が、ほぼ全身がそろった状態で見つかったと発表した。

 鳥類の全身骨格としては国内最古の発見例とみられ、6日から同館で展示する。

 化石は岩盤から取り出せていないが、現時点で、全身の5割以上に相当する100点以上の骨が確認されている。上腕骨や大腿だいたい骨の大きさなどから、全長は約60センチで、翼を広げると約1メートルの成体だったと推定。骨の形状は中国東北部で発見された原始的な鳥類「サぺオルニス」に似ているが、上腕骨と大腿骨の長さの比率が異なり、新種の可能性が高いという。

f:id:obaco:20150105163944j:plain

 国内では石川県白山市で1億3000万年前の地層から現在の鳥類に近い「エナンティオルニス類」の骨の一部が見つかっている。今回はより原始的な種類で、この時期の鳥類の全身骨格が見つかるのは、国内では初という。

  同館の東洋一・特別館長は「恐竜から進化した鳥類が、その後どのように形を変えていったかを理解する意味でも重要な発見。さらに発掘を進めたい」としている。

2015年01月05日 15時01分 Copyright © The Yomiuri Shimbun