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「人殺しかねない」6月に相談あった…高1殺害

 長崎県佐世保市の県立高1年の女子生徒(15)が殺害された事件で、逮捕された同級生の少女(16)について、「猫を解剖したり、父親へ暴力を振るった りしている」「人を殺しかねない」との相談が6月10日に、同市内の県の出先機関に寄せられていたことが、県関係者への取材でわかった。

 少女が逮捕された7月27日まで、県や県教育委員会などに情報は伝わっておらず、具体的な対応もしていなかった。県は「放置したと言われても仕方がない」とし、当時の対応が適切だったか検証する。

 相談は少女の関係者からで、県佐世保こども・女性・障害者支援センターに電話で寄せられた。関係者は実名を名乗り、少女の名前は伏せた上で、「高校1年生の女子生徒の件で相談したい」と話したという。

 県警の調べで、少女は母親が病死した昨秋以降、猫などの小動物を解剖したり、家族に金属バットを使って暴力を振るったりする問題行動が目立つようになったことがわかっている。

 センターは少女を特定したり、寄せられた情報を関係機関と共有したりする具体的な対応は取らなかった。少女の逮捕後、事件が相談内容と類似していると気づいた職員が相談者に連絡を取り、この少女に関する情報提供だったと確認。県側に報告した。

2014年08月01日 09時23分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
 

少女の部屋から人体図の医学書押収 佐世保高1女子殺害

 長崎県佐世保市で県立高校1年の女子生徒(15)が殺害された事件で、殺人容疑で逮捕された同級生の少女(16)のマンションの部屋から、人体図の載った医学書を県警が押収していたことが1日、捜査関係者への取材でわかった。調べによると、女子生徒の遺体は一部が切断されており、県警は、少女が事件の参考にした可能性があるとみて調べている。

 少女の弁護士は同日、少女と接見し、犯行について「体の中を見たかった」などの趣旨の説明を少女がしていることを認めた。

 県警によると、少女は7月26日午後8時ごろ、一人で暮らしていた佐世保市内のマンションの部屋で、女子生徒の頭を殴り、首をしめて殺害した疑いがもたれている。女子生徒の遺体はベッドの上にあり、頭部と左手首が切断されていた。遺体のそばには、切断に使われたとみられるのこぎりなどの刃物もあった。

 捜査関係者によると、少女はこれまでの調べに、過去に何度もネコなどの動物を解剖していたと話し、「そのうちに人を解剖したいと思うようになった」「遺体をバラバラにしてみたかった」という趣旨の説明をしているという。医学書には人体図が載っており、県警は少女の人体への関心の強さを示すものとみて、医学書の内容や入手経路などの分析を進めている。

 県警は7月31日夜、マンションとは別に、今春まで親と一緒に暮らしていた佐世保市内の少女の実家を殺人容疑で捜索し、犯行や動機の裏付けを進めている。

2014年8月1日11時35分 朝日新聞