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緊急地震速報、精度9割へ 気象庁、向上に新システム

 緊急地震速報の精度を高めるため、気象庁は14日、現在使っている地震波のデータに加え、揺れ始めの震源近くの震度計データも活用する新システムを2016年度にも導入すると発表した。速報と実際の震度がほぼ一致する率は、昨年度の63%から90%程度に高まるという。

 気象庁は現在、最初の小さな揺れ(P波)を震源に近い二つの地震計が検知した段階で速報を出している。新システムでは、全国約450カ所の震度計のデータを活用。震源に近い震度計で、P波よりも遅く伝わる大きな揺れ(S波)も分析して速報を出す。

 従来の方法では、離れた場所で同時に起きた地震を区別できないため、東日本大震災の余震が多かった10年度の精度は28%にまで落ちた。新システムでは、地震波の振幅や波形を分析して複数地震を区別する手法も導入する。

2014年7月14日19時08分 朝日新聞