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科学

平均寿命の都道府県格差、25年間で拡大

平均寿命や健康寿命の都道府県格差が2015年までの25年間で拡大したという研究結果を、東京大学や米ワシントン大学などの研究チームがまとめた。 医療費や医師数は格差拡大と明確な関係はみられなかった。英医学誌「ランセット」電子版に発表した。 渋…

高学歴ほど低い「病気リスク」…収入は関係なし

生涯で心筋梗塞こうそくや脳卒中になるリスクは収入に関係なく高学歴の人ほど低い――。 米国の約1万4000人を20年以上追跡した大規模調査を、ミネソタ大学の久保田康彦・客員研究員(公衆衛生学)が分析したところ、収入よりも学歴が健康格差を生む可能…

脳の「掃除細胞」作製…アルツハイマー治療に光

人のiPS細胞(人工多能性幹細胞)から、脳内の不要物を取り除く免疫細胞を作製することに成功したと、京都薬科大とシンガポール科学技術研究庁などのチームが発表した。 アルツハイマー病などの治療に役立つ可能性があるという。 この免疫細胞は、脳内の…

宇宙からの「謎の信号」の正体解明 プエルトリコ大学研究所

米航空宇宙局の追跡・データ中継衛星(2017年6月23日公開、資料写真) 【AFP=時事】地球から11光年離れた赤色矮星(わいせい)「ロス128(Ross 128)」から発せられた特殊な信号について今週、地球外生命体ではないかなど、さまざまな臆測が飛び交っていた…

どうやって生きてるのか…「常識外れ」の細菌、泉で発見

発見された細菌の一種を光らせたもの。緑の点一つ一つが細菌を示している(海洋研究開発機構提供) どうやって生命を維持しているのか分からない「常識外れ」の細菌を、海洋研究開発機構などのチームが発見した。細菌は、太古の地球に似た環境で生息しており…

新種「カクレマンボウ」見つけた 日豪、捜索10年

新種として報告された「カクレマンボウ」(C)Cesar(eは鋭アクセント付き) Villarroel マンボウの仲間の新種を、広島大や東京大、豪マードック大などの国際共同研究チームが発見した。オーストラリア沖などの南半球に生息。ほかのマンボウ…

3号機炉心下につらら状の塊…「燃料デブリ」か

福島第一原発3号機の原子炉圧力容器の下部を見上げた画像。左端などに、燃料デブリらしき溶融物がつららのように垂れ下がっているのが見える(21日、国際廃炉研究開発機構提供) 東京電力は21日、福島第一原子力発電所3号機の原子炉格納容器内で、溶融…

iPS心筋、阪大が臨床申請…心臓病治療では初

iPS細胞から作製した心筋細胞のシートを重い心不全患者に移植する臨床研究計画について発表する大阪大の澤教授(21日午前、大阪府吹田市で)=尾崎孝撮影 大阪大の澤芳樹教授らのチームは21日、iPS細胞(人工多能性幹細胞)から作製した心臓の筋肉…

格納容器に潜水ロボット…核燃料など見つからず

福島第一原発3号機の圧力容器を直下から見上げた様子。制御棒を出し入れする装置の底の部分が写っている。ケーブル類が損傷し、むき出しになっているように見える(19日、国際廃炉研究開発機構提供) 東京電力は19日、炉心溶融(メルトダウン)を起こし…

九州豪雨、樹齢50年スギ耐えられぬほどの雨量

豪雨による土砂災害現場を調査した「日本地すべり学会」(東京)の専門家チームは16日、大分県日田市で記者会見し、現場の大半は傾斜が急な斜面で、浅い地層が滑り落ちる「表層崩壊」が起きたとの見方を明らかにした。 チームは14~16日、日田市と大分…

築150年の古民家、さらに100年残す新技法

高断熱技法で再生された古民家(16日、郡山市で) 古き良き伝統民家を次世代に残そうと、最新の高断熱技法を駆使して生まれ変わった福島県郡山市内の古民家が16日、公開された。 東日本大震災で被災するなどして空き家や解体が増える古民家をよみがえら…

「木の上は暑い…」チンパンジー、気温高いと地上で生活

地上で休むチンパンジー(2011年、ギニア共和国、京都大霊長類研究所の竹元博幸研究員提供) アフリカのチンパンジーなどは気温が高い季節になると樹上より涼しい地上で過ごす割合が増えることを、京都大霊長類研究所の竹元博幸研究員(動物生態学)が明…

野鳥のアオバト、海水飲む理由は…大磯で企画展

アオバトの習性などを説明する学芸員の北水さん(右)ら 海水を飲む不思議な習性で知られる野鳥「アオバト」の秘密を探る企画展「ようこそアオバト楽会へ」が15日、神奈川県大磯町の町郷土資料館で始まった。 アオバトは体長30センチほどで、頭から胸に…

鳥頭でないカラスの「未来計画」能力、研究

カラス。仏パリルーブル美術館近くの広場で(2012年3月22日撮影、資料写真) 【AFP=時事】頭の良い鳥として古くから知られるカラスだが、この鳥は「先の計画」を立てる能力も持っているとする研究論文が13日、発表された。この「未来計画」能力をめぐっては…

三重県の面積に匹敵、過去最大級の氷山が漂流

過去最大級の氷山が分離した南極大陸の棚氷「ラーセンC」(NASA提供) 英国の研究チームや米航空宇宙局(NASA)は12日、南極大陸の南極半島東岸にある棚氷「ラーセンC」の一部が割れ、過去最大級の氷山が漂流し始めたと発表した。 氷山の面積は…

深海生物の9割に発光能力、映像で体感…特別展

「オンデンザメ」が出迎える特別展「深海2017」(11日午前、東京・上野の国立科学博物館で)=山本高裕撮影 謎に包まれた深海を体感できる特別展「深海2017」(読売新聞社など主催)が11日、東京・上野の国立科学博物館で始まった。 10月1日…

4つの線状降水帯、次々…朝倉で豪雨ピーク時

記録的な大雨となった福岡県朝倉市付近では、積乱雲が帯状に連なる「線状降水帯」が、約6時間で次々に四つ発生したとする解析結果を、防災科学技術研究所(茨城県つくば市)がまとめた。 同研究所は「次々にできた線状降水帯が長時間同じ場所にとどまったた…

アルツハイマーとアルミ、関連ある? 海外では論文続々

家族性アルツハイマー型認知症患者の脳組織から検出されたアルミの濃度 アルツハイマー型認知症(AD)と生活に身近なアルミニウムとの関連を調べた学術論文が最近、海外で相次いで発表されている。一時はADの原因物質と疑われたアルミだが、単独の要因で…

日本列島の誕生に新説 フィリピン海プレートが関与か

日本列島にかかるプレートの力 300万年前から、海底の隆起などで日本列島が形作られた地殻の変動は、フィリピン海プレートが大きく関わったとする新たな説を、産業技術総合研究所(茨城県つくば市)が29日、発表した。内陸型地震の仕組み解明などにつな…

日本人宇宙飛行士の月面探査目指す…JAXA

宇宙航空研究開発機構(JAXAジャクサ)は28日、2025年以降に日本人宇宙飛行士による月面探査を目指す意向を明らかにした。 文部科学省で開かれた宇宙探査の検討会議で示した。 米航空宇宙局(NASA)は30年代に人類を火星に送るため、月を周…

8世紀後半のオーロラの絵?発見…世界最古か

縦じまのオーロラ(スウェーデンで撮影。海老原祐輔・京大准教授提供) 8世紀後半の中東で描かれたオーロラとみられる絵が見つかったと、京都大などの研究チームが明らかにした。 現在のトルコ南東部で暮らしていた修行者が書いた年代記の余白に、オーロラ…

電磁波を99%遮る塗料、電子機器の誤作動防ぐ

CNTを用いた塗料を塗ったシート。電磁波を遮蔽する能力が高く、熱にも強い(12日、産業技術総合研究所で) 新素材として注目される「カーボンナノチューブ(CNT)」を用い、物に塗るだけで電磁波を99・9%以上遮蔽できる塗料を開発したと、産業技…

大規模調査で見えたアルツハイマー病予防のヒント

くじ引きで選ばれた約半数の参加者に、野菜と魚を中心とした地中海式食事、運動、認知機能のトレーニングや健康チェックなどを盛り込んだプログラムに取り組んでもらい、認知症を発症するリスクが下がるかどうかを調べた 今から100年以上前、神経病理学者ア…

「頭が良くなる」未承認薬、個人輸入を禁止へ

「頭が良くなる」などの触れ込みで使われている未承認薬について、厚生労働省は22日、個人輸入を原則禁止する方針を決めた。 国内の使用実態は不明だが、海外での調査報告などを踏まえ、健康被害や乱用のおそれがあると判断した。 対象の未承認薬は「スマ…

蚊は犯人を知っている? 吸った血液から個人を識別

夏の事件現場を飛ぶ蚊から、犯人特定につながる証拠が得られるようになるかもしれない。蚊が吸った血液を使ってDNA鑑定をしたところ、吸血から2日後まで個人識別が可能だったと、名古屋大学の研究チームが明らかにし、成果が米科学誌に掲載された。 研究…

ネコ家畜化、新石器時代に拡大か DNA研究

窓の外を見る猫。英ロンドンで(2017年5月19日撮影、資料写真) 【AFP=時事】ネコは古代エジプトを「征服」するはるか以前に、石器時代の農耕民を魅了していたとする研究論文が19日、発表された。DNA分析で明らかになったところによると、これ以降にネコの…

破裂ビニール袋、はみ出し茶色に変色…被曝事故

事故発生後の作業台の写真。黄色いステンレス容器の中のビニール袋が破裂して、プルトニウムなどが飛散した。6日に作業員が撮影し、15日に公開された(日本原子力研究開発機構提供) 茨城県大洗おおあらい町の日本原子力研究開発機構で起きた被曝ひばく事…

潜水ロボ「ミニマンボウ」で容器内調査…3号機

報道陣に公開された潜水ロボット(15日午後、神奈川県横須賀市の港湾空港技術研究所で)=三輪洋子撮影 国際廃炉研究開発機構と東芝は15日、東京電力福島第一原子力発電所3号機の原子炉格納容器内を調べる潜水式のロボットを、神奈川県横須賀市にある研…

ヘビ型ロボット、空気噴射しがれき乗り越える

空気を噴射して先端部を持ち上げながら前進するヘビ型災害ロボット(12日、仙台市で)=関口寛人撮影 ヘビが鎌首をもたげるような動きで、がれきの中など狭くて段差がある場所でも移動できるロボットを、東北大などの研究チームが開発した。 けが人の捜索…

プルトニウム不検出、当初検査は体外分測定か

茨城県大洗おおあらい町の日本原子力研究開発機構で起きた被曝ひばく事故で、放射線医学総合研究所による作業員の肺の再検査では、プルトニウムが検出されない状態が複数回、続いていることが関係者への取材で分かった。 原子力機構の最初の検査の際に除染が…

竹製いかだ航海実験、黒潮に流され漂流…台湾沖

竹製いかだでテスト航海に挑んだ研究チーム(台湾沖で)=国立科学博物館提供 3万年前に日本人の祖先が台湾から沖縄へどう渡ったのかの検証をめざす国立科学博物館などの研究チームは12日、台湾で竹製いかだを使ったテスト航海を行ったと発表した。 5人…

作業員が汚染室内3時間、多量に吸い込む一因か

茨城県大洗おおあらい町の日本原子力研究開発機構大洗研究開発センターの被曝ひばく事故で、作業員5人が、検査と除染の準備が整うのを待つ間、約3時間にわたって事故が起きた部屋内にとどまっていたことが分かった。 作業員が多量の放射性物質を吸い込む一…

「明るい家庭だと…」近所に衝撃 妻殺害容疑の警察官

母子3人が殺害された住宅は、ブルーシートに覆われていた=8日午後7時48分、福岡県小郡市、長沢幹城撮影 福岡県小郡市の住宅で母子3人が死亡しているのが見つかった事件。県警は8日、このうち妻を殺害したとして県警巡査部長の中田充容疑者(38)を…

現生人類 最古の化石 30万年前、モロッコで発見

これまでで最古となる30万年前の現生人類の化石を北アフリカのモロッコで発見したと、ドイツなどの国際チームが8日付の英科学誌ネイチャーに発表した。従来の年代を10万年近くさかのぼり、考えられていたより早い時期にアフリカで現生人類が進化したことを…

松帆銅鐸、紀元前に埋納 初の科学的な年代裏付け

松帆4号銅鐸 兵庫県南あわじ市で一昨年春に出土した松帆銅鐸(7個、弥生時代前期末~中期前半)が、紀元前4~前2世紀に埋められたとみられることが科学分析で分かり、同市教育委員会が6日発表した。銅鐸の埋納年代が、科学的に裏付けられたのは初めて。…

「ニホニウム」記念プレート、まもなくお披露目

仕上げの研磨作業が続けられるニホニウムの記念プレート(埼玉県川口市の「モリチュウ」で)=菅野靖撮影 理化学研究所のチームが発見した新元素が「ニホニウム」と命名されたことを記念する青銅製のプレートが埼玉県川口市の工場で作られている。 プレート…

野生復帰目指し、トキ18羽を放鳥…新潟・佐渡

里山へと飛び立つトキ(2日午前7時12分、新潟県佐渡市で)=石原健治撮影 国の特別天然記念物トキの野生復帰を目指す放鳥が2日、新潟県佐渡市の佐渡トキ保護センターで行われた。 2008年の第1回から10年目を迎え、計16回目。 午前6時にケージ…

日本版GPS衛星「みちびき」2号機、打ち上げ成功

打ち上げられる、準天頂衛星みちびき2号機を載せたH2Aロケット34号機(1日午前9時17分、鹿児島県の種子島宇宙センター)=共同 三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、日本版GPS(全地球測位システム)をめざす準天頂衛星「みちびき」2…

石垣島、巨大津波の痕跡…2000年前から4回

沖縄県の石垣島で、約2000年前から現在までに巨大津波が計4回起きたことを示す地層の痕跡を発見したという調査結果を、静岡大学の研究チームがまとめた。 石垣島など先島諸島周辺には、1771年に巨大津波の記録があり、最大30メートル弱の津波が押…

みちびき2号打ち上げへ…日本版GPS目指す

日本版GPS(全地球測位システム)を目指す準天頂衛星「みちびき」の2号機が6月1日、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられる。 政府は、年内に3、4号機を打ち上げ、世界最高レベルの精度を実現させる。2020年東京五輪・パラリンピック大…

旧日本軍潜水艦、海底に直立…終戦後GHQ処分

水中音波探知機(ソナー)で捉えた旧日本軍の潜水艦。海底に直立し、高さ70メートルほど姿を見せている。下の黒い線は艦の影(長崎県五島列島沖の水深約200メートルで)=ラ・プロンジェ深海工学会提供 長崎・五島列島沖で終戦後に処分された旧日本軍の…

未成年の投稿、AI判別…ネット犯罪防止に期待

インターネットの書き込みを人工知能(AI)が分析して、未成年の投稿かどうかを判別する技術を、東京大とIT企業「サイバーエージェント」の研究チームが開発した。 未成年がネットで犯罪やトラブルに巻き込まれるのを防ぐ効果などが期待される。名古屋市…

日本産のサザエ、実は学名なし…事実上の新種

新たに学名がついたサザエ(左)とナンカイサザエ(岡山市の岡山大で) 食用として親しまれている日本の貝類・サザエに学名が付けられておらず、事実上の新種だとわかったと、岡山大の福田宏准教授(貝類分類学)が発表した。 長らく他種と混同されてきたと…

水ぼうそう減ったせい?…帯状疱疹、兵庫で急増

高齢者に多い帯状疱疹ほうしんの患者が2015年以降、兵庫県内で増えていることがわかった。 専門家は全国的な増加を懸念している。 同県皮膚科医会が、1987年から県内30弱の定点医療機関で調査を実施。担当する医師によると、2015年の患者は1…

将来の子、遺伝病の発症確率検査…国内企業計画

将来生まれる子どもの遺伝病の発症確率を調べる検査サービスを、国内大手の遺伝子検査会社が来年にも開始する計画があることがわかった。 男女カップルの遺伝情報を調べることで、筋ジストロフィーやパーキンソン病の一部など約1050の病気の発症確率が把…

1831年の大地震、佐賀ではなく福島で発生か

1831年(天保てんぽう2年)に佐賀県で起きたとされるマグニチュード6・1の地震が、実際は福島県で発生した可能性があるとする研究成果を、京都大の加納靖之助教(地震学)がまとめた。 千葉市で開催中の日本地球惑星科学連合大会で22日、発表する。…

地質年代に「チバニアン」…国際組織に申請へ

約77万年前の地磁気の逆転を示す地層「千葉セクション」(岡田教授提供) 約77万~12万6000年前の地質年代に「チバニアン(ラテン語で千葉時代)」と名づけるため、国立極地研究所や茨城大などの研究チームが今月31日、千葉県市原市の地層を、そ…

「日本は地震予知できぬと認めよ」 学者が科学誌に論考

ロバート・ゲラ―元東京大教授=東京都中央区 日本政府は地震予知ができないことを認めるべきだ――。こう題した論考が英科学誌ネイチャーに18日、掲載された。東日本大震災から6年を経ても、科学的根拠が乏しい地震予知や長期予測に頼っているとして、防災…

できた!ぶつかっても落ちないドローン

橋の下をライトで照らしながら撮影するドローン(16日、仙台市で)=冨田大介撮影 橋りょうなどにぶつかっても落下せずに点検できる小型無人機「ドローン」を、大野和則・東北大准教授らの研究チームが開発した。 16日には、性能を確認する実験が仙台市…

砂を液状に…カヌーもこげちゃう? 流動床、応用に期待

液体のように動く砂の上でカヌーを疑似体験する的場やすしさん=行田市前谷 砂を液状にするという、ものつくり大学(埼玉県行田市)非常勤講師の的場やすしさん(53)と、同大教授の菅谷諭さん(56)の研究が関心を集めている。砂の中に空気を送り込み、…